大腸カメラ検査は肛門からスコープを挿入して大腸内を直接観察する検査です。
どのような異変がどの程度まで起きているのかを正確に把握することができます。
大腸カメラ検査は「痛い」「苦しい」というイメージが強い検査ですが、
現在では技術が進歩し
「苦痛を最小限に抑えた大腸カメラ検査」を実施することが可能です。
大腸カメラ検査では主にこれらの疾患を発見することができます。
鎮静剤を使用した
苦痛の少ない内視鏡検査
院内で安心して
下剤が服用できる
炭酸ガスの使用により
苦痛を最小限に
レーダーシステムの
導入により苦痛を軽減
日帰りで
ポリープ切除が可能
胃カメラと大腸カメラ
の同日実施対応
検査経験豊富な
医師が対応
「胃カメラ検査と大腸カメラ検査を
同時に受けて大丈夫なの?」
「身体に掛かる負担は大きくないの?」
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同時に受けることに対して、このように心配される方も多いのではないでしょうか。そのようなご不安を解消します。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を
同時に受けることのメリット
苦しいイメージがある内視鏡検査を2回受けることは、精神的な負担が大きいものです。しかし、同日検査であれば「胃カメラ検査→大腸カメラ検査」の流れで1回で終わらせることができるため、精神的負担を軽減できます。尚且つ、身体に掛かる負担は大腸カメラ検査のみを受ける際とほぼ変わらないため、安全面でも問題ありません。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を別日で受ける場合には、鎮静剤や検査機器を2回使用する必要があるため、その分コストが掛かります。同日検査であれば、1度鎮静剤を使用して眠っているだけで、胃カメラ検査と大腸カメラ検査のどちらもが終了します。
検査を2日程で行う場合には、当然来院も2回必要になり、スケジュールをその分多く確保する必要があります。しかし、同日検査の場合は検査時間自体が15分程長くなるだけで、それ以外の時間は単体で検査を行ったときと変わりません。
大腸カメラ検査は完全予約制となるため、まずはWEB予約システムもしくはお電話で予約を取得して下さい。 ※下血や血便といった緊急性が高い症状が現れている場合には、予約状況に応じて当日検査を行うことも可能です。まずは医院までお問い合わせ下さい。
現在、服用している薬や既往歴がある場合には、必ず事前にご相談下さい。普段から便秘気味の方には数日前から下剤を服用していただく場合もあります。検査前日のお食事に関しての注意事項なども、事前受診の際にお伝え致します。
前日は朝食から消化の良いものだけを摂る必要があります。当院では検査食もご用意しております。水分は水やお茶を多めにお飲み下さい。夕食は夜8時までに済ませ、就寝前に下剤を飲んでいただきます。
喉が渇いたり空腹感がある場合には、水やお茶をお飲み下さい。
自宅で下剤服用を希望された方は、検査の4~6時間前に、2リットルの水に溶かした前処置用の腸管洗浄液を飲み始めます。これを1~2時間かけ、飲んでいきます。
院内で下剤服用を希望された方は、まずはご来院頂き、看護師の説明を受けたのちに前処置薬の服用を開始します。
ご来院後、血圧計・酸素濃度測定器を装着して検査を実施します。(鎮静剤の使用を希望される場合はお車でのご来院はご遠慮下さい。)
検査に要する時間は15~30分が目安となりますが、個人差があります。
万が一、ポリープがあった際には拡大内視鏡による精密検査を行います。ポリープの種類や大きさによっては、その場で切除をすることも可能です。
医師が検査時に撮影した画像を確認しながら、がんの可能性や消化器に関する疾患など、幅広い視点で検査結果を説明致します。
病変組織を採取した場合には、病理結果がおよそ10日程で明らかになりますので、後日再来院をしていただく必要があります。
検査内容 | 1割負担の方 | 3割負担の方 |
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大腸カメラ検査のみ | 2,500円程度 | 7,500円程度 |
大腸カメラ検査 + 病理組織検査 |
3,000円 ~ 5,000円程度 |
9,000円 ~ 15,000円程度 |
大腸内視鏡 ポリープ手術 |
7,000円 ~ 10,000円程度 |
21,000円 ~ 30,000円程度 |